FFLA-UV50W-JA
VHF/UHF Dual Band Class-C Liner Amplifier (DMR Compatible)
DMR対応VHF/UHFデュアルバンドリニアアンプ
[販売予定モデル]
[日本国内アマチュア無線用途向け]
FFLA-UV50W-JA 144/430MHz帯リニアアンプ 50W
オープン価格
注: 下記諸元は2025年3月現在の参考値であり、変更の可能性があります。
(画像はプロトタイプです)
特徴
本製品はポータブル無線機向けVHF/UHFデュアルバンド・C級リニアアンプで、最大送信出力5WまでのポータブルDMR無線機でモービル機並みの出力を得ることができます。
従来のFM/SSBモードに加えて、DMR(シンプレックス)モードに対応しており、3W~5Wの励振電力で30W~50Wの送信出力を実現しています。
対応周波数は日本のバンドプランに合わせて145.00MHz、及び435.00MHzを中心に10MHzの帯域で性能を発揮する設定となっています。
日本導入にあたり、使用時の安全性向上の為、アルミ製筐体の加工品質向上や、電源ケーブルのアップグレード、内部基盤の製造品質向上などメーカ工場での一部の変更を行っております。
Flex Fleet株式会社の企画により製造メーカーであるQuanzhou Baojie Electronics Co.,Ltdの協力により仕様を一部見直し実現しました。
また、弊社取扱いのDMR無線機の製造メーカーであるBelFone社の開発部において、本製品の実機テストを行いDMR無線機を用いてテストと測定を行い動作を確認しております。
主な機能
- DMRシンプレックス対応
- 小型で高出力
- VHF/UHF自動バンド切替
- 受信プリアンプ
- シンプレックス送受信自動切替
- FMクロスバンドデュープレックス送受信自動切替
- 電源スイッチ(スルー機能はありません)
適合無線機
動作確認済み送信機
- BF-TD588UV-JA
- BF-TD920-JA
- BF-TD515-JAU/JAV
- BF-TD516-JAU/JAV
- BF-TD930-JAU/JAV
JA仕様以外の無線機は一部送信出力調整が異なるものがあり、本製品の使用の対象外です。
励振電力3W~5Wは必ず確認し、過大入力の無いよう注意してください。 過大な励振電力による機器の損傷事故を防ぐため、モービル機など5Wを超える送信出力を備える送信機は接続しないでください。
また、上記記載のないモデル、並びに他メーカーの無線機の動作は確認しておらず動作保証の対象外です。
注意: DMRではフルデュープレックスモードは使用できません。 また、SFR(Single Frequency Repeater)の基地局ではフルデュープレックスモードと同様の動作が必要なためこの製品を使用することは出来ません。
製品画像
本体
フロントパネルには各種LEDインジケーターを搭載
- リニアアンプON/OFFスイッチ
- シンプレックス・デュープレックス(クロスバンド)切り換えスイッチ
- SSB・FM切り換えスイッチ
- 送信出力計
- 電源インジケーター
- UHF動作インジケーター(赤・送信増幅、緑・受信プリアンプ動作)
- VHF動作インジケーター(赤・送信増幅、緑・受信プリアンプ動作)
- 回路保護警告インジケーター
DMR(シンプレックス)モードでは送信出力計のLEDが点滅します。
背面には入出力コネクタ(M型接栓)と、14AWGの電源ケーブルとT型コネクタ、更に2mの電源ケーブル(15Aヒューズ付き)が付属します。
放熱フィン
標準流通モデルにはない冷却フィンの切り口の面取り加工(怪我の防止対策)
電源ケーブル
電源ケーブルのアップグレード。 十分な電流容量のある14AWGケーブルに変更しケーブル保護ブッシュを装着、15Aのヒューズケースをプラス線・マイナス線共に追加。 また、リアパネルの固定ネジを追加しました。(画像はプロトタイプの為追加ネジは含まれておりません。)
ゴム足
両面テープタイプの部材を同梱しておりますので設置場所に合わせてお好きな位置で取付可能です。
注意
適合していない、または整合の取れていないいアンテナでの使用やアンテナを確実に接続しない状態での送信アンプの破損につながります。
この製品はポータブル無線機専用です。 最大励振電力を超える送信機からの入力は機器を破損しますので、十分にご注意ください。
屋内での使用を前提としているため、本製品に防水性能はありません。
この製品は日本国内においてアマチュア無線機としての使用を目的としています。 日本国内のアマチュア無線周波数帯内にてバンドプラン等を遵守しご使用下さい。
免許申請等に関して
本機は送信機の附加装置として、開局、変更(増設・取替)にあたり総務省へ直接申請が出来ない機器に該当いたしますので下記の点にご注意ください。
- 使用する場合はアマチュア無線局免許に関する申請が必要
- 一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の基本保証が必要
また本件に関してJARDのご協力により確認しております。 基本保証の手順に関してましてはJARDサイトを参照してください。
無線局免許申請記載例は製品に同梱されています。
メーカー保証
運用環境に著しく影響を受ける特性の機器の為、購入日から7日間の初期不良対応のみとし、以降の保証はありません。 予めご了承ください。
購入
Flex Fleet株式会社直販予定モデルです。
販売開始まで今しばらくお待ちください。
仕様
型式 | FFLA-UV50W-JA |
商品管理番号 | FFLA-UV50W-JA(JANコード: 4595058562472) |
一般定格
動作周波数範囲 | VHF: 140-150MHz UHF: 430-440MHz |
電源電圧 | DC 13.8V定格 (範囲DC 12V-14V)マイナス接地 |
消費電流 | 定格送信出力時: 8A以下 無信号時: 約0.1A |
励振電力 | 3W-5W |
送信出力 | 50W以下 |
入力SWR | 1.1-1.5 |
変調方式 | FM/SSB/DMR(シンプレックス) |
インピーダンス | 入力: 50Ω 不平衡 出力: 50Ω 不平衡 |
受信アンプ | VHF: 18-22dB UHF: 10-18dB |
電源ケーブル・ヒューズ | 14AWGケーブル2m(15Aヒューズ付) |
外形寸法 | 170 Wx190 Dx60 H mm (突起物を除く) |
本体重量 | 1.5kg(ケーブルを除く) |
※ この定格値は常温・常圧時の値です。 定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
製造元: Quanzhou Baojie Electronics Co.,Ltd
原産国: 中国